まんまこと

2007年9月8日 読書
畠中 恵(文藝春秋)

麻之助の飄々としたキャラも良く、6話の短編だったので、読みやすくて楽しい1冊でした。
お気楽な様子と、かなわなかった恋が忘れられず悩む姿のギャップにも引き込まれちゃいました。
お寿ずとのわけありの縁談はどうなるんだろう??
つづきが気になる一作です。

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まんまこと − 真真事・ほんとうのこと。

江戸の神田で、町内の揉め事を調停する「名主」の息子麻之助は、十六になって、突然、生真面目な性格から、お気楽な若者に変わってしまう。
いったい何があったのやら・・・二十二歳の今、楽しい若者だと思われている一方、名主の後継ぎとしては不安、そんな周りの声もどこ吹く風。幼馴染で同じく名主の息子・清十郎と同心見習・吉五郎とともに、降りかかる問題を解決していく話。なかなかの名裁きに注目。。
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